仙台に日帰り出張だった。打ち合わせを終えて、そのまま新幹線に乗って帰るのもつまらない。せっかく来たなら、ちゃんと”仙台らしい何か”を食べて帰りたい。
そんなわけで向かったのが、末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店。仙台駅から歩いて数分、ハピナ名掛丁商店街のドン・キホーテ向かいにある、行列覚悟の老舗ラーメン店だ。

創業昭和13年、「秋田ブラック」のルーツを辿る一杯
末廣ラーメン本舗の歴史は古い。創業は昭和13年。ルーツは京都駅前の屋台「新福菜館」にあり、初代が修業した味をベースに、雪国・秋田に合わせてアレンジして作り上げたのが今の味。いまでは「秋田ブラック」として全国に知られる存在になっている。
仙台駅前分店は、秋田の本店と変わらない味を提供していると評判。出張族にとっても旅行者にとっても、「仙台ついでに立ち寄れる名店」として定番スポットになっている。
注文したのは「中華そば」。真っ黒スープのインパクト
券売機でチケットを購入してカウンターへ。カウンターのみの小さな店内。
しばらくして出てきた「中華そば」のビジュアルに、思わず目が止まった。スープが真っ黒なのだ。たまり醤油を使ったかえしによる、インパクト大の黒いスープ。これが末廣ラーメンの顔。

恐る恐る一口すすってみると——
あれ、思ったよりマイルド。
見た目のインパクトに反して、スープはしっかりコクがありながら、飲み続けられる旨味ベース。塩気はガツンとあるけれど、くどくない。豚鶏ベースのだしに醤油が乗っかって、後味がすっきりしている。
麺は白くてストレートの中細麺。ぱっつりとした歯切れではなく、もちっとした食感でスープとよく絡む。具はシンプルで、薄切りのチャーシューとネギのみ。この潔さがまたいい。チャーシューは薄いけれど、噛むとじゅわっと旨みが広がる。
カウンターのネギをたっぷり入れると、スープの塩気がふっと緩和されて、さらにやさしい味になる。ネギとの相性が抜群で、気づいたら入れすぎていた(笑)。
朝7時から深夜3時まで営業。出張族の味方すぎる
この店のもうひとつの特徴が、営業時間の長さ。朝7時から深夜3時まで、ほぼ1日中営業している。仙台でのミーティングが早朝に始まる人も、夜の懇親会の〆に使いたい人も、どちらも対応できてしまうのがすごい。

実際、深夜や早朝にも行列ができることで知られているほどの人気店だ。出張の隙間時間にサッと食べに行けるのも、仙台駅から徒歩数分という立地のおかげ。移動の多いビジネスマンにとっては、こういうアクセスの良さがありがたい。
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日帰りではなく、せっかく仙台まで来たなら1泊して牛タンや海鮮も満喫したいという方も多いはず。仙台は観光スポットも豊富で、日帰りだけではもったいない街だ。
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次回は「ヤキメシ」も絶対食べる
お店の人気メニューに「ヤキメシ」がある。黒い焦がし醤油のチャーハンで、黄身がのったビジュアルが印象的。口コミを見ると「ラーメンとのセットが最高」「これが目当てで来る人もいる」と絶賛続出だった。
今回は時間の関係でラーメン単品にしたが、次回は絶対にセットで注文する。そう心に誓った仙台の昼下がりだった。
📍 店舗情報
| 店名 | 末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店 |
|---|---|
| 住所 | 宮城県仙台市青葉区中央1-7-18 日吉第一ビル1F |
| 最寄り駅 | 仙台駅・あおば通駅(徒歩2〜5分) |
| 営業時間 | 7:00〜翌3:00(ほぼ通し営業) |
| 定休日 | なし |
| 予算目安 | 〜1,000円程度 |
| 支払い | 券売機(現金) |
※営業時間・価格は変更になる場合があります。来店前にご確認ください。
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出張グルメは、限られた時間の中で「その土地らしさ」を感じられる最高の手段だと思う。仙台に来たらまず、末廣ラーメン本舗の黒いスープを一口すすってみてほしい。
