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8月のフィンランド旅行は、成田空港から始まりました。最初の工程はアシアナ航空で仁川(インチョン)へ。乗り継いで北欧へ向かう長旅の出発前に立ち寄ったのが、成田空港第1ターミナルの「ターキッシュ エアラインズ ラウンジ」です。
私はスターアライアンスゴールドのステータスを持っているので、アシアナ航空の搭乗でもこのラウンジに入ることができました。ターキッシュ エアラインズはトルコの航空会社ですが、同じスターアライアンス加盟社のラウンジは、加盟社の便に乗る上級会員も利用できるのがスターアライアンスの仕組みです。

第4サテライトの4階、47番ゲート近く
ラウンジは第1ターミナル南ウイング、第4サテライトの4階、47番ゲート付近にあります。出国審査を終えたあとの制限エリア内です。第4サテライトは連絡通路を渡った先にあるので、搭乗ゲートが別のサテライトの場合は移動時間に余裕を見ておくのがおすすめです。
3階には写真のような案内が出ていて、「4階に上がってください」とエレベーター/エスカレーターで上がります。このラウンジが開いたのは2025年2月5日。もともとANAのラウンジがあったスペースを改装したもので、第1期は約800平方メートル、最大105名規模でオープンしました。将来的には約1,500平方メートルへ拡張する計画で、イスタンブールの本拠地ラウンジに次ぐ、トルコ国外では最大級のターキッシュ エアラインズ ラウンジと発表されています。
- 場所:成田空港 第1ターミナル 第4サテライト 4F(47番ゲート付近、国際線出国後)
- 営業時間:7:30〜21:45
- 利用対象:ターキッシュ エアラインズを含むスターアライアンス加盟各社のビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者、スターアライアンスゴールド会員、Miles&Smiles Elite/Elite Plus会員など(当日のスターアライアンス便利用が条件)
※営業時間・利用条件は変更になる場合があります。利用前に公式サイトでご確認ください。

主役は窯焼きの「ピデ」。ライブキッチンのトルコ料理
このラウンジの顔は、なんといっても食事です。ビュッフェはトルコ料理を中心に和食の軽食なども並び、提供される料理はすべてハラール対応と案内されています。

目玉はトルコの伝統的なパン「ピデ」。船のような形に伸ばした生地に具をのせて窯で焼く、ピザの原型ともいわれる料理です。ラウンジにはピデ専用の窯を備えたライブキッチンがあり、焼きたてが順に並びます。私が訪れたときは、チーズの「ペイニルリ・ピデ」、ほうれん草の「ウスパナクル・ピデ」、ひき肉の「クイマル・ピデ」、そして薄い生地にひき肉を広げた「ラフマジュン」の4種類が並んでいました。チーズはすでに残り少なく、人気ぶりがうかがえます。

温菜には、キョフテを思わせる香ばしいひき肉料理も。スパイスの香りが立ち、出発前から「旅の食事」が始まっている感じがします。

焼き野菜も充実していました。トマト、ナス、青い唐辛子のような野菜が並び、肉料理の合いの手にちょうどいい顔ぶれです。

各料理にはベジタリアン対応(緑のマーク)とビーガン対応(黄色のマーク)の表示があり、食の背景がさまざまな利用者への配慮が見えます。ハラール対応とあわせて、国際線ラウンジらしい設計です。

デザートとコールドミールもトルコ色が濃厚です。ピスタチオを散らしたバクラヴァらしい甘いお菓子やケーキ類、ブルグルのサラダ「クスル」、数種類のチーズ、低温調理のグリルチキン、サンドイッチまで。コーヒーやトルコらしい甘いお茶と合わせれば、乗り継ぎ前の小一時間がそのまま小さなイスタンブール旅行になります。
シャワー、仮眠、仕事まで。設備も一通り揃う
公表されている設備は、シャワールーム(3室)、仮眠できるデイベッドのあるリラクゼーションエリア、ワークスペースと通話用ブース、VIPルーム(2室)、祈祷室、ベビールーム、バリアフリートイレなど。無料Wi-Fiもあり、仁川での乗り継ぎを控えた身には、成田で一度整えてから飛べるのがありがたいところです。シャワーの受付時間はラウンジの営業時間より早く終わるという案内もあるので、使いたい場合は入室したら早めに確認するのが無難です。

壁には「WE CONNECT MORE COUNTRIES THAN ANY OTHER(私たちは、どの航空会社よりも多くの国とつながっています)」の言葉と色鮮やかな世界地図。131か国以上に就航するターキッシュ エアラインズの看板を背負ったラウンジらしい一角で、フィンランドへの長旅の始まりに気持ちが上がりました。
海外旅行の出発前に、保険と通信の条件だけは確認を
今回のような「成田→仁川→ヘルシンキ」という乗り継ぎ旅は、遅延や体調不良、荷物のトラブルが起きたときの影響が大きくなります。出発前に済ませておきたいのが、海外旅行傷害保険の適用条件と、現地の通信手段の確認です。
海外旅行傷害保険は、クレジットカードに付いているもので備える方法があります。たとえばエポスカード(Visa)は入会金・年会費が永年無料で、海外旅行傷害保険が付いています。ただし2023年10月1日出発分からは「自動付帯」から「利用付帯」に変わっていて、ツアー料金や航空券などの旅行代金(公共交通乗用具の料金)をエポスカードで支払うことが適用の条件です。補償は傷害死亡・後遺障害で最高3,000万円、傷害治療費用200万円、疾病治療費用270万円、携行品損害20万円など。持っているだけでは適用されないので、「航空券をどのカードで払ったか」を出発前に一度確認しておくと安心です。
エポスカードの保険内容を詳しく比較した記事も書いています。▶ 年会費無料でも海外旅行傷害保険が付くクレジットカード比較|出張・海外旅行前に知りたい自動付帯と利用付帯の違い
通信は、韓国とフィンランドの両方で使えるeSIMを日本で用意しておくと、仁川での乗り継ぎ中からそのまま使えて便利です。対応国と料金はサービスで違うので、渡航先に合わせて選んでください。
▶ 海外出張・旅行のeSIMおすすめ比較|現地で慌てないための選び方
ヘルシンキで泊まるなら
フィンランド旅の拠点、ヘルシンキの宿探しはこちらからどうぞ。空港から市内中心部までは電車で30分ほど。中央駅周辺に泊まると、乗り継ぎ旅の疲れを翌日に持ち越しにくくなります。
※宿泊プランの内容や料金は、リンク先のページでご確認ください。
出発地の成田で、目的地ではないトルコの味に出会う。乗り継ぎ旅の寄り道のような時間も、スターアライアンスゴールドを持っている楽しみのひとつです。フィンランド旅行記は、この先の工程も順に書いていきます。
