【増毛グルメ】三國清三シェフの故郷食堂「三國本家」で甘エビカレー&ラーメンのセットを堪能してきた

料理・食べ物

出張の合間、北海道の日本海側・増毛町(ましけちょう)まで足をのばしてきました。お目当ては、いま道内でじわじわ話題の食堂「三國本家(みくにほんけ)」。あの“世界のミクニ”こと三國清三シェフの故郷で、閉店してしまった老舗「志満川食堂」の味と建物を受け継いで2026年5月に再スタートしたお店です。フレンチの巨匠が手がける食堂で、名物はまさかのラーメンとカレー。これは行くしかないでしょう、ということで甘エビカレーとラーメンのセットをいただいてきました。

フレンチの巨匠が“食堂”を継いだ、というだけで気になる

三國本家は、増毛出身の三國清三シェフがプロデュースし、弟子の渡辺直樹シェフが厨房を切り盛りするスタイル。もともと地元で長く愛された「志満川食堂」が後継者不足で閉じてしまったのを、シェフが「故郷の味を残したい」と再興したのがこのお店です。だからメニューはあくまで“食堂”の顔ぶれ。でも、素材の選び方や仕上げの一手には、やっぱりただ者じゃない気配が漂っています。

営業は4〜11月のシーズン限定、月曜定休。週末は開店前から行列ができる日もあるそうなので、増毛まで来るなら早めの時間を狙うのが吉です。

本命「甘エビカレー+醤油ラーメン」のセットが幸せすぎた

頼んだのは、名物の増毛甘海老カレーかあさん醤油ラーメンを一度に楽しめるセット(1,350円)。増毛といえば甘エビの本場。そのプリッとした甘エビを揚げてカレーの上にのせた一皿は、ルウのコクとエビの香ばしさ・甘みが重なって、スプーンが止まりません。地元産のエビを“揚げてのせる”という潔さがまた良い。

ラーメンは「かあさん醤油」という名のとおり、どこか懐かしくてホッとする醤油味。奇をてらわず、出汁の旨みでじんわり満たしてくれるタイプです。こってりカレーとあっさりラーメンの緩急が絶妙で、交互に食べているうちにあっという間に完食。出張の疲れがほどけていく味でした。

ひそかに主役を奪った「数の子の天ぷら」

そしてこの日いちばん唸ったのが、サイドで頼んだ数の子の天ぷら。数の子を天ぷらにするという発想がまず新鮮で、プチプチした食感が衣の中で弾けるのが楽しい。さらに添えられていたシードル味の塩がとにかく印象的でした。ほんのり果実の酸味と香りがのった塩で、数の子の旨みがすっと引き立つ。こういう“ひとひねり”に、フレンチシェフ監修らしさがちゃんと効いているんだなと感心しきりでした。増毛に来たらぜひ追加してほしい一品です。

増毛に泊まって、日本海グルメと酒蔵をゆっくり楽しむ

増毛は札幌や旭川から車で向かう人が多いエリア。三國本家の甘エビカレーだけでなく、甘エビ丼や海鮮丼の名店、そして日本最北の酒蔵「国稀酒造」など、食とお酒の見どころが詰まった町です。日帰りで駆け抜けるにはもったいないので、留萌や増毛周辺で一泊して、翌朝は市場や海辺をのんびり回るのがおすすめ。

周辺の宿はシーズンや週末に埋まりやすいので、早めの確保が安心です。プランや料金の比較はこちらからどうぞ。

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店舗情報

  • 店名:三國本家(みくにほんけ)
  • 住所:北海道増毛郡増毛町稲葉町1(旧・志満川食堂の建物)
  • 営業時間:11:00〜18:00
  • 定休日:月曜日 ※営業は4〜11月のシーズン限定
  • 席数:約30席
  • おもなメニュー:増毛甘海老カレー 1,200円/かあさん醤油ラーメン 950円/甘海老カレー+醤油ラーメンのセット 1,350円

※メニュー・価格・営業時間・営業期間は変更になる場合があります。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

まとめ

「フレンチの巨匠が継いだ増毛の食堂」という物語だけでも足を運ぶ価値がありますが、甘エビカレーの満足感、懐かしい醤油ラーメン、そしてシードル塩で味わう数の子天ぷらと、一皿ずつにちゃんと発見がありました。増毛はグルメも景色もお酒も揃った、出張の“寄り道”にぴったりの町。次は甘エビ丼と国稀酒造の酒蔵めぐりもセットで再訪したいと思います。

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